見えた、武蔵ワイヤードという環境 ―
2025年、三条市立大学との16週間にわたる産学連携実習を実施しました。
学生たちに与えたテーマは一つ。
「武蔵ワイヤードのPRを設計せよ」
簡単ではありません。
技術を説明するのではなく、
会社の本質を言語化することが求められました。
私たちは、学生を“見学者”として扱いません。
一人のプロジェクトメンバーとして扱います。
まず現場に立つ
・光学・制御・設計の講習
・レーザ装置の実技研修
・実際の試作サポート
机上ではなく、現場から始めます。
なぜなら、
ものづくりは理論だけでは成立しないからです。
正解は与えない
当初、学生は「プロフェッショナル向けPR」を目指しました。
しかし専門性の壁に直面します。
そこで彼らは発想を転換しました。
ターゲットは“ビギナー”。
つまり、自分たち自身。
自分たちが興味を持てるコンテンツとして武蔵ワイヤードの技術PRを制作する
この判断を下したのは学生たちです。
私たちは答えを教えません。
問いだけを投げます。
ロールtoロール搬送加工技術とレーザ乾燥技術。現場での研修を経て、学生たちは武蔵ワイヤードが誇るこの2つの技術をPRすることを自らの挑戦としました。

ロールtoロールを
“体感”に変える
・条件出しの試作
・連続搬送テスト
・ジーンズへの応用加工
まで行いました。
失敗もありました。条件は一度では決まりません。
ですが、
・仮説を立てる
・試す
・データを取る
・修正する
この繰り返しが、エンジニアの基本です。

WiDRY3で
“プロセス”を考える
学生は、温度フィードバックを活用した食材の乾燥実験を実施しました。
その過程で
・一定温度制御
・水分量評価
・加熱時間検証
・条件の再設計
を行いました。
単なる実験ではありません。
プロセスそのものを設計する思考を体験しました。

完成したのは、
動画だけではない
しかし、私たちが見ていたのは別の部分です。
・構成を考える力
・見る側の立場に立つ視点
・技術を翻訳する力
・最後までやり切る姿勢
これらは、社会に出てから差がつく力です。

私たちは、
・若手にも裁量を渡します
・仮説検証を歓迎します
・挑戦を止めません
・「なぜ?」を問い続けます
レーザ技術は手段です。
本質は、
光で新しいプロセスを創ること。
そしてそれは、
人の挑戦からしか生まれません。
求めています
「もっと良くできないか?」と考える人
データと感覚、両方を大事にできる人
技術を“価値”に変えたい人
知識はあとから身につきます。
必要なのは、
疑う力と、やり抜く力。
学生のためだけのものではありません。
私たち自身も、
・技術の本質を見直し
・競争優位を再定義し
・未来への方向性を確認しました。
武蔵ワイヤードはこれからも、
光で、まだ見ぬ領域へ。
挑戦する仲間を待っています。
