ロールtoロール高速レーザー穴あけ加工機

⾼速多孔加⼯技術で貴社の量産化を⽀援致します。

従来のガルバノミラーやポリゴンミラーでは実現しえなかった、弊社独自の光学システムGHS®(Grand Helical Scan)を搭載したロールtoロール高速レーザー微細穴あけ加工機の製造・販売を行っております。

ロールtoロール高速レーザー微細穴あけ加工機
  • Φ10μm~20μmの微細な孔を加工することが可能です。
  • 150㎜~300㎜幅の基材を1m~20m/minでの試作加工が可能です。
    ・・量産加工機では、30m/minの装置製造の実績があります。
  • レーザー孔特有のバリ・焼けを最小限に抑制できます。
  • 薄物シート・金属箔・フィルムへの量産加工が可能です。

GHS®(Grand Helical Scan)

ロール状の薄膜のフィルムや箔を連続的に移送しながら、レーザー光を高速スキャンさせ、微細な孔加工を行う弊社独自の光学システムです。

  • 従来の光学系(ガルバノミラー、ポリゴンミラー)を超越する高速スキャンシステム
  • レーザーパワーロスを極力抑え、1shotで加工を行い連続高速加工を実現
  • 300mm幅までの試作対応設備を保有。量産に向けた加工テストをすぐに実施可能
〈仕様例〉
GHS® 180 (WI180RR)GHS® 360(WI360RR)
原反幅150㎜300㎜
加工幅120㎜300㎜
内径(コア)76㎜(3inch)
外径Max Φ500㎜
常時速度0.5~8m/min0.2~10m/min
搬送速度MAX 25m/minMAX 20m/min
テンション~80N(全幅)
蛇行精度±2.0㎜以内

ユニット機構

研磨やバリ取り、シワ加工などの独自技術とノウハウを蓄積し、レーザー加工との組み合わせで、高品質の加工フィルムの提供が可能です。
*幅150~300㎜のフィルム、金属箔のロールtoロールで、「バリ取り」、「撓み修正」を行います。

バリ取り機構:㈱ワイヤード
撓み修正機構;㈱ワイヤード

レーザの能力を生かすための光学系、治工具の設計製作の重要性

レーザは他の工作機械と違って、加工の反力はほとんどありません。例えば樹脂フィルムの加工などは、テープで固定しても加工されるほどです。しかし、より作業の効率化、高速での加工を考えると光の形状や速度に適した治工具と制御方法が必要になります。
ワイヤードではレーザ試作加工のために、あるいは納入されたレーザの能力測定、加工時のレーザの安定性の確認などの測定のために必要な治工具は全て自社で設計します。幸いにも三条市、燕市、長岡市には、優秀な加工会社が多く存在し、短納期で設計通りのものが届きます。
もう治具なのか装置なのかわからないものが弊社には数多く存在します。
それらは開発大好き・レーザ大好き人間の作業を手助けし、お客様の満足度を高める一因を担っております。

お客様の現場からの「あれがほしい」「こんなものがほしい」という要望を汲み取り、
三次元CADで設計して

製作した治具を使って、光の性質を確認しています

レーザビームの形状強度の測定は、安定した加工品質を得るためにも重要です。
しかし、レーザ加工機の中を縦横に走る光の測定には柔軟な発想が必要です。

一例をあげると高度に設計された光学系の応用は、プレス加工によく似た加工も可能になります。この写真はいかにもプレス加工の抜きカスのようです。しかし、高速レーザパンチング加工されたものです。ポンチとダイのメンテナンスから解放された微細孔加工など、ワイヤードが開発した加工技術は、論理的に組み合わされた高度な光学系と周辺機器から生まれました。

魅惑の新技術を実現する為の治具を駆使して、弊社独自のレーザ加工プロセスを搭載した装置が誕生します。

あんなことやこんなことを実現させる装置も弊社なら製作可能です。

コンバーティング技術とレーザ加工技術の融合で新しい世界へ

ワイヤードはレーザの加工業者でありながら加工機メーカでもあります。レーザシステムインテクレータとは一線を画しつつ、独自の光学系、スキャナ、搬送装置の開発に力を注いでいます。フィルムの搬送装置(ウエブ搬送装置)とレーザとの同期を確実にし、正確なレーザ加工を実現するためには、フックの法則に言われる搬送時のしわや蛇行、またスクラッチなどの欠点があってはならないことです。ワイヤードはレーザの加工技術の研究もさることながら、決して借り物ではない独自の装置技術の開発にも力を入れています。 そしてお客様のご希望を現実のものとするために、開発した複数台のロールtoロール搬送機を保有しています。 その中でも新しく開発したウエブ搬送装置は最大幅1300mmまでの搬送を可能にしています。 従来、レーザ加工技術は、Roll to Rollの搬送速度に対応することができないと思われてきました。しかし、ワイヤードが開発した独自の高速レーザスキャナGHS®はレーザ光とウエブハンドリングの同期に成功しました。これにより高速で搬送されるフィルムに対して高速でのレーザ加工が可能になりました。他社にまねのできない加工機が誕生したわけです。

調整のためのエキスパンダロール、ピンチロールなども取り揃えており、お客様のご要求に応じた調整が可能です。

企業情報

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レーザー加工機制作

弊社独自の光学システムGHS(Grand Helical Scan)を搭載したロールtoロールレーザー穿孔加工機の製造・販売を行っております。

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レーザー技術資料

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開発は、順調に進むこともあれば、つまずくことも。。。
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