表面改質の新技術につながるか!ナノ周期構造LIPSSに挑戦!!
ナノ周期構造は、表面改質の一技術として、近年注目されている技術です。その効果は、撥水性を付与したり、逆に浸水性を付与したり、発色させたりと、素材のままで表面に機能性を付与することが出来るため用途が広がります。論文ではフェムト秒レーザでナノ周期構造(Laser-Induced Periodic Surface Structures: LIPSS)が多く発表されていますが、こちらは安価なピコ秒レーザで「やるぞー!」 「オー!」ということで張り切ってトライ。 結構これが、私の才能でしょうか、レーザ波長と同じグリーンが発色。感激です。
1.材質
SUS304
2.こんなきれいな色が・・。
「オー、きれいな色だねぇ」
「でしょう。レーザ波長と同じ発色はなかなか難しいんですよ。どうですか+20点いけそうでしょうか」
「+20点? なんの話?」
「いや・・。会社の規定の評価・・」
「お客様のご希望はブラックマーキングじゃないの?」
「ハイ。でもグリーンを出すのは難しいので、高得点かと・・」
「寝ぼけてんじゃないよ。黒だよ黒! マイナス20点ッ~」