多孔質金属体セルメットをレーザー加工!切断、穴あけどうなる?
多孔質金属セルメットは、担持体として電池においては、活物質の充填性、保持性、集電性の向上を目的に利用されていますが、その他、放熱フィン、フィルター、電磁波シールド、構造材など多くの分野で使われています。 今回はアルミセルメット(t=1mm)の軽量化を目的に、レーザーで穴加工を実施しました。写真で見るように、規則的で正確な穴が加工されています。特記すべきは、レーザー入射径と出射径はほぼ変化なくストレートの穴加工が実現できていることです。当然、複雑形状の切断、くり抜きも可能です。
その他の多孔質金属合金セルメットの加工も同様に可能です。
今回は小規模なジグを用いての実験でしたが、ジグの工夫により大面積加工も可能になります。