加工実験のWeb中継のために4K対応マイクロスコープの導入
新型コロナの流行により今までの生活が一変してしまいました。 製造業もまた今までの通りのやり方が通用しなくなってきました。特に当社にはレーザの加工実験のために多くのお客様がお見えになっておりましたが、残念ながら対面での実験が不可能になり、特にSEM写真などで観測しないと結果が導き出せないケースは試料の大きさに制限があることなどから観察に時間を要していました。それは、すなわち加工結果の判断に時間がかかりスピーディーな製品開発ができないことにつながります。 今回導入した4K対応マイクロスコープは、実験風景の同時中継と加工結果の鮮明な画像で、お客様は居ながらにして加工結果の判断が可能になり、生産技術の計画が容易になりました。加工部の状態の観察、分析を行うことで、お客様のご要望に合わせた最適な加工方法や条件の設定がスピーディーに行なえるようになりました。また、無駄な時間を省き製品開発のスピードも増しました。 でも・・・たまには無駄も大切かと・・。🍶