レーザー乾燥試作機WiDRYで有機溶媒対応が可能になりました
お待たせしました!
武蔵ワイヤードのレーザ乾燥機WiDRYは、R to R 搬送をしながら、水系材料のみならず、有機溶媒系の塗工液にも対応可能になりました。
電極材料ですと、これまでは水系の負極のみの対応でしたが、有機溶媒系の正極も試作可能となります。 この機会にぜひ、試作をしてみてはいかがでしょうか?
1.大きく進歩したレーザー乾燥機WiDRY
①塗工部のブース化と局所排気の増設
②塗工ブース排気にガス濃度計を設置し濃度管理
※ガス濃度計が、設定値を超えた場合は、塗工およびレーザ照射を停止する安全設計
③レーザ乾燥炉排気にガス濃度計を設置し濃度管理
④加熱物表面温度の温度インターロックによるレーザ停止
※温度インターロックは加熱物の表面温度を放射温度計により測定し、設定温度以上になった場合レーザを停止し過加熱による発火等を防止。放射温度計による加熱部表面温度の測定、サーモグラフィによる乾燥の可視化も従来通り使用可能です。
2.レーザ選択の幅が広がりました
また、搭載可能なレーザのラインナップに、新たにダイレクトレーザが加わりました。
ダイレクトレーザは従来のファイバーレーザよりも変換効率がよく、消費電力も抑えられるため最近注目されているレーザです。
弊社の試作では、従来のファイバーレーザとの比較も可能です。

