様々な環境の中でレーザー乾燥のテスト機 “WiDRY Cube“を導入

今、注目されている電極材や塗布膜のレーザー乾燥、レーザー加熱、レーザー焼成、レーザー脱水が検証可能な試作装置。

今回は、新たな5つの機能を持たせています。①低露点エアー供給装置による低露点環境でのレーザー照射②不活性ガスによる低酸素濃度環境でのレーザー照射③有機溶剤対応④1000℃付近の高温対応⑤温度フィードバック機能により、ワーク温度を一定に保持。

ワークは□300mmのシートに対応しているので手軽にレーザー加熱が可能です。

対象物を直接加熱できるので、レスポンスがよく工程開発、材料開発、初期検証に最適なバッチ処理装置です。 従来の熱風加熱からレーザー加熱に切り替えることで、省エネ加熱、GX、CO2排出量削減に貢献し、装置の昇温が不要なため、品種切り替えなどのダウンタイムはゼロです。私たちは、この環境試験機に「WiDRY Cube」と、名付けました。

 

従来機に無い5個の新機能を列記します

1.温度フィードバック制御

2.有機溶剤対応

3.低露点雰囲気

4.低酸素濃度

5.高温対応

1.温度フィードバック制御

ワーク温度を常時モニターし、レーザー発振器にフィードバックすることで温度上限を超えない加熱が可能です。

2.有機溶剤対応

これまでにご要望のございました、有機溶剤系塗工液にも対応可能となりました。

3.低露点雰囲気

全固体電池など、ドライ環境での作業が必要な試作に対応可能です。

4.低酸素濃度

酸化を避けたい試作に対応可能です。

5.高温対応1000℃を超えるような加熱に対応できる構造としております。

 

このWiDRY Cube環境試作機により、加熱・乾燥の見える化が可能となりました。

一般環境は2025年7月~、有機溶剤対応は2025年9月~稼働開始致します。


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